もともと「T-racks」は僕が宅録を始めた8年くらい前からあり、当時は結構衝撃を受けた事を覚えてます。まだマスタリングって言葉も浸透してなかった頃でしたからね。それからしばらくして「T-RackS3」として、アナログ系エフェクトが追加され、スタンドアローンで統合して使える本格的マスタリングツールになりました。
その後バラ売りが始まり、2009年の夏くらいにT-RackS3の一つを1万ちょっとで買うとおまけで4つ付いてくるというゴージャスなプロモーションで購入しました。購入したのは以下の5つ
- Vintage Tube Compressor 670
- Tube Program Equalizer model EQP-1A
- Soft Clipper
- Brickwall Limiter
- Opto-Compressor
です。多く使っている順でもあります。上2つはトラックに刺しまくりです。670はコンプです。ニュアンスを残しつつちょっと膨らむ感じが気に入ってます。また、ステレオにかけた場合、ステレオ感を調整出来るのも非常に便利です。(youtubeによる解説)ちょっと重いけどね。変化させないならwavesのRenaissance Compressorとかのコンプの方がいい意味でデジタル的かなと思う。細かいセッティングも出来ますしね。
EQP-1Aはハイ、ローのみのEQです。これまた要所要所でかなり使ってます。単にローをカットしたいとか、きらびやかにしたいとか。他のEQだと、「とりあえずなんとなくかけとくか」みたいな曖昧な使い方にならないのがいいと思う。いままでとは別のわりきったアプローチが出来る気がします。
Soft Clipperは主に2MIXの入り口でゲイン調整に使ってます。ラフに作ってる時はゲインが足りない事が多いのでそういう用途です。でも、どんどん詰めていくとゲインが上がってくるので、最終的には1か2dB程度上げるくらいで落ち着きます。リミッターでもあるのでそういった調整にも使えますね。ま、これも若干ローがふっくらするのと2MIXが少し馴染む感じがしますね。結構好きです。
Brickwall Limiterは綺麗な最終リミッターという印象です。プリセットを変えると少し暖かみをプラスするとか質感を変える事も出来ますが僕は基本的に「clean」で全体の底上げとして使っています。ただ、よくわかんないのがたまにレベルオーバーする事。(笑)リミッターかよっって突っ込みたくなりますね。
Opto-Compressorは使いどころがまだよくわかりません。すっきりして、結構潰す系コンプのような気がしますが。
僕はマスタリングは外部へ依頼する事が多いので、670とEQP-1A以外は基本的には「デモ用」なんですが、この5つで1万強というのはクオリティを考えてもかなりお得でした。いい買物が出来ました。

